『走井(はしり)』は、栗東市の南部に位置する山間に集落があります。大字名を「荒張」と言い、その語源は新墾(あらはり)から来ており、新しく開拓された土地の意味を持ちます。走井は、最初に開発された土地であり『はしり』と名付けられたと聞き及んでいます。昔は27軒の集落でしたが、現在は14軒18世帯で、少子高齢化の中で住民同士が助け合いながら、生活をしています。走井には古くから、2軒のお寺と木造地蔵菩薩を祀るお堂や白山神社を祀る祠があります。昔から神仏を祀り信仰心の深い人々が暮らしてきました。伝統行事の継承を行う中で人々がお互いを思いやる心が根付いて今日に至ります。集落の全員が縁者と思い、その心と行動は、明るく、前向きであり、人にやさしく、『走井』が大好きな住民達ばかりです。
田植え体験
子供たちも泥んこ!
楽しい田植え体験
背丈2mの雑草が生えていた耕作放棄田15アールを集落全員で刈り取り、耕し、元の水田に戻しました。田んぼ復活プロジェクト「交流体験農場」が誕生しました。2020年6月に田植え体験を開催しました。なんと言っても早乙女姿が水田に美しく映えてます。
ホタルの鑑賞会
走井川とマショ谷に、
乱舞するホタルたち
6月の上旬、走井川に流れ込む小川にホタルの光が乱舞します。満天の星と谷間のホタル火が幻想的な夜景となります。「廣徳寺」でホタル博士のお話を聞き、冷たいドリンクを飲みながらホタル談議に花を咲かせましょう。親子で走井の初夏を感じてください。
ブルーベリー農園
走井産の大粒なブルーベリーを
召し上がれ
甘酸っぱい香りが漂う「ブルーベリー農園」が遂に開園。夏には、【ブルーベリー狩り】を楽しめます。約300本の大粒な実を実らせてお待ちしています。
稲刈り体験
豊かに実った稲を
昔ながらの方法で手刈り
6月に田植えを行った体験田の稲が黄金色に染まってきました。さぁ、収穫です! コンバインは使わず、稲刈り鎌で大切な稲を一株ずつ刈り取ります。子どもたちも稲に触れる絶好の機会です。 収穫した「走井米」は11月に開催される「ハーベスタイン走井」で味わうことができます。
ハーベスタイン走井
みんなではしゃごう! 一年の実りに感謝して
琵琶湖、近江富士の絶景が望める会場で、一年の実りに感謝をして収穫祭を開催。地元野菜の販売や加工品の販売、清流米を釜焚きご飯にしたり、餅つき大会など楽しい充実した一日になります。山で聞く生バンド演奏や特設茶室で味わう抹茶もここでしか体験できない贅沢な時間です!
走井のパワースポット
樹齢500年の大ヒノキから「気」を感じ取る
ここは、木造地蔵菩薩をお祀りしている「峰の堂」と言われる聖地です。像高1.5メートルの木造地蔵菩薩さまのお顔は優しく、人々に安らぎを与え病気を治癒する力があると言い伝えられてきました。周りには、白山さんの社と愛宕社もあり、走井の人々の癒しの場所でもあります。伝統行事の継承の場でもあり、走井の文化は此処から始まりました。
自慢のアジサイロード
彩り豊かなアジサイの道を抜けて走井へ!
走井に【写真映えするスポット】をつくりたい!という思いで、街道には赤・青・白・紫など色とりどりのアジサイ(約600本)を植えました。今後はゆったりと鑑賞できるように「あずまや」を設置予定です。さらにアジサイの数も増やして【アジサイの里】として計画中。 「ここに植えても良いですか?」のお声には大歓迎ですので、気軽にお声掛けください。さぁ、一緒に盛り上げましょう!
そして、これからの走井
みんなで盛り上げる、走井の里
ボランティア活動の場・家庭菜園の場・憩いの場など、走井の集落へ気軽にお越しください。私たち住民だけの力では、集落の活性化はできません… 皆さまの協力を得ながら、訪れる方々に楽しんでもらえる里づくりができればと願っています。“マウンテンバイクが山を走り、きれいなアジサイが咲き乱れ、子供たちが泥んこになりながら遊びまわる”そんな走井を一緒につくりませんか!