第23回RITTOフォトコンテスト入賞作品


最優秀賞

「淡雪」

中村友美さん

【講評】

 旧和中散本舗の黒系建築に白い雪が積もり、黒と白の2色のみで表現することで、旧和中散本舗の建築美をうまく引き出した作品です。

  また、建築写真に必要な、柱等の縦ラインをしっかり垂直に表現することで、より忠実な表現だけでなく、建築物の重層感を感じさせる作品です。

撮影場所:旧和中散本舗


市長賞

「専光寺の大いちょう」

木村孝一さん

講評】

 紅葉した樹木と地面いっぱいに敷き詰められた落葉の黄色、橙色のなかに、黒い大木を端にあしらう事で、いちょうの木の存在感をうまく表現された作品です。

 その中に、落ち葉がちらほらと降り注ぐ瞬間をうまく捉え、静寂の中にも動きを感じさせる作品です。

 撮影場所:専光寺


会長賞

「五月(さつき)の風」

井上先夫さん

【講評】

 御輿を担ぐ前の社殿入場のシーンでしょう。 御輿が無くても、祭りの勢いと動きを感じさせる一瞬を的確に捉えた作品です。

  主人公の4名のみを写すだけでなく、鯉のぼりや次の担ぎ手をうまく配置し、その時の情報をうまく取り入れる事で、より雰囲気が伝わってくる作品です。

 撮影場所:大宝神社


優秀賞

「鈎池夜桜」

矢野暢英さん

【講評】

 桜の花を画面の大部分に配置し、隙間から栗東の街の夜景と池を写す事で、自然と近代的な建物をうまく対比させる事で、栗東の現在の状況を的確に捉えた作品です。

  また、夜景にて表現することで、色彩的にも素晴らしい作品です。

 撮影場所:上鈎


優秀賞

「旅のはじまり」

西村祐三さん

【講評】

 雪の白と水の白の他は、黒でまとめる事により水の流れをより際立たせた作品です。

  また、計算された構図(遠近構図、S字構図)により、遠近感としなやかさを兼ね添えた作品です。

 撮影場所:九品の滝


栗東八景賞

「秋の本堂」

小藏武三さん

【講評】

 仁王像等にあたるライトアップとかがり火と行灯の3つの異なる光をうまく取り込み、暖色系とシンメトリー構図(左右対称)でまとめることで暖かさだけでなく安定感のある作品です。

 また、かがり火の勢いをうまく捉えていることで、仁王像により迫力を感じさせる作品に仕上がっております。

 撮影場所:金勝寺